2022年の新米の販売が始まりました。

2022年の新米の販売が始まりました。
10月25日 17時00分 より新米(令和4年度産)の販売が始まりました。

今年も2か所の田んぼで、「ひのひかり」と「にこまる」の2品種のお米を栽培しました。
にこまるを栽培している田んぼでは、冬場にたまねぎ・ニンニク・じゃがいもの栽培を行い
ひのひかりを栽培している田んぼをひのひかりとにこまるの苗床としました。
また、今年も冬場には雑草やタニシ対策のため荒かきを行いました。
そして、種まき後に黒箱を苗床に並べた後には、鳥や虫などに食べられることがないように光が入るネットを苗にかからぬように設置し、
水も毎日きちんと入れ替わるように管理しました。
田植えを行った後には、生育初期段階の稲をジャンボタニシが食べてしまうので、
うまく共生するために、今年は田植え時の1回だけ冬場に栽培したジャガイモを撒きました。

今年も心を込めて栽培を行っていたのですが、
台風14号が上陸した影響で、にこまるに倒伏が見られました。
心配しながら収穫をしたのですが、例年に比べて、すこし未熟米(玄米時に緑色のお米で、粒が小さい)が多いくらいで、
病気もみられず、収量も昨年より15%ほど上がっており、食べてみてもとてもいい香りで、もちっとしていて美味しかったです。
しかしどちらの品種も夏の暑さもあり、昨年に比べて乳白米(透明ではなく白みがかったお米)が多かったかなと思います。

毎年試行錯誤行いながら、もっと美味しいお米を作りたい。と思いながら栽培しております。
今年の良い点、良くなかった・改善したい点を冬場の間に考え
次年度は、今年よりも美味しいお米で、透明な粒のそろったお米を収穫できるように取り組んでいきたいと思います。